といっても見てきたのはイオンバイクとスポーツデポくらいですが。
(※以下のリンクは年式が違う可能性があるのでそこだけ念頭に見ていただけると)
イオンバイクで取り扱っていたのはセンチュリオンとカグラ。センチュリオンの方は商品展開が無いだけでメーカー品と張り合うプライス。ちなみにイオンバイクは各店舗ごとに裁量があるのか取り扱っているメーカーが違ったりしますね、とこれはともかく。
センチュリオンはCROSSLINE 30 RIGID DISC。
カグラはX-2DISC Aかな。
あらためてカタログ見るとX-2DISC Aはそんなによくないですね。リアがボスフリーなので拡張性が無い。CROSSLINEは7sですけどカセットなのでどうにでも……いや7s専用のフリーもあるからなんとも言えないのか。ハブあるいはリアホイールまるごと変えることを考えるならどっちでもいっしょですかね。両者ハンガーがあるのはナイスなポイント。っていうかもうディスクじゃないと話にならないなと最近思い始めているので何か考えるならこっち前提かな。
スポーツデポで見てきたのはジャイアントとジオスとGT、それとイグニオ。こっちはディスクじゃなくてリムブレーキ車でした。
ジャイアントはESCAPEと、仕様の記憶から探すにCONTEND2 MS(2022)かな? ESCAPEはVブレーキがただの金属ムクみたいなのがついててこういうコストカットするのか、と。諸表見ると一応テクトロではあるのか。似非フルサスロードのデフォルトで鉄板をVブレーキの形状にプレスして肉抜きしたようなのが付いてましたけど、それを思い出すなあ。CONTENDの方は、クランクがFSAなのは結構あるにしてもリアディレイラーがマイクロシフトで、こうコストカットするかと。ブレーキはよくある例によってなので特に。
GIOSは比較参考の意味でもミストラル。他があったかはちゃんと見ませんでしたが、仕様全体的には価格だいぶ上がったなぁって程度なんですけど、ブランド品でも実際見てみないと分からないこといろいろあるな、というのを実感しました。というのも、ミストラルはほぼシマノ製品使ってるのは歴代変わらないんですけど、クランク形状(わかりやすいのは左)って高級グレードだと「 I 」の字、グレードが落ちてくるとだんだん「 l. 」みたいな形状になってきてQファクターが広がってくるわけですけど、在庫モデルには「 L 」に近い形状のクランクが付いていました。思わず何度見したことか。諸表を見るにFC-TY501っぽいですけど、自分が買った時からずいぶんコストダウンした(パーツの設計が変わったとも言えますが)なあ。チェーンは相変わらずKMCですし。これはどこでもいっしょか。あとちゃんと見てこなかったですけど、各部パーツはシマノでも結局ケーブルやリードパイプは他社製なんだろうなと。ディスク仕様が出てきたのに対していまだに共通してR501付けてくれてるのは温情の類なんでしょうか。
GTはパロマ―かな。たしかVが付いてたと思うので。というかなんでもそうなんですけど、ディスク台座があったところでハブが一つ残らずリムブレーキ仕様なのどうにかならんのですかね。センターロックはネジ山を遊ばせておくのはやばい気もしますが。カバーはたしかあったはずですけども。
あ、商品ページちゃんと見るとリアは台座無いのか。ならフロントフォークもコストダウンできそうだけど……なんでだろ。
イグニオについては、仕様が安価方向に極まっててどうすんのかなこれって感じでした。というわけであんまり覚えてないです。
メーカー車全般見て思ったのは、コストダウンにそれこそ命かけてるなと(イグニオ含む)。まあ昔考えた通り1台マイナス100円でも1万台になればマイナス100万円なんですが、それはまたそれとして。別にシマノ以外の性能が極端に低いってわけではないんでしょうけど、ガチャガチャ考えるよりスパッと一式用意してサッと組んで価格設定してしまった方が胃潰瘍になるほど物事考えるより楽なんじゃねーのか? と。エンドユーザー側が悩む最近の部品調達がメーカー側にも適用されているのかというと、アリエクを見てるとそうじゃないんじゃねーかとも思うので。まあシマノ(に限らず)もガンガン値上げしてきてはいるのですが……なんとかならんかな。
むしろ現行の世界だと、廉価でもディスクにしてしまった方が制動力確保できていいんじゃないのかなとか。ホイール精度とかもほぼナイショで行けますし。
とまあいろいろ見てきて考えてしまったのはやっぱり、ミストラル買った時の情勢(2014年6月下旬)ですかね。
当時ってここまでオンロードのディスクが普及するのももちろんロードがディスク化する傾向すら特になくて、ほとんどがエスケープ、次点でミストラル、乗る人ぞ乗るカメレオンテなどのいわゆる「スピードクロス」と分類されていたリアOLD130㎜の方が拡張性が高かったわけですけど、今の運用状況だとリア135㎜の方がいろいろできてよかったですね(たしかプレシジョントレッキングが135だったような)。
とはいえディスクのホイールにしても今は手持ちが全部クイックで、情勢はさらにスルーアクスルに向いていますが。まだ遅れてるなー。いやスルーアクスルもまだ仕様が固まっていないところがありますけど。つーかロードとMTBでシャフト径を揃えたりとかしないのかな。シマノの105スルーアクスルハブすごい値段になってるし。
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