ナンセンス。英語で訳すならほぼそれしか無いわけですけどね。
こう、いろんなこと(主にネットではありますが)を見ていると、果たして「ナンセンス」という一言でまとめるのが正しいのかと思うことが多々ありまして。
英語には、「馬鹿」を表す表現が二種ありますよね。"crazy"と”stupid”ですが(たぶん他にもあるとは思います)。なんか辞書引くと大して意味は変わらないのですが(「正気を失っている」という辺りが共通している)、個人的な感覚として口語的に訳すと
・Crazy→バカヤロウwwwwwww(真似はできないがある意味尊敬できるヤツ)
・Stupid→なんだこのクズ……(真似する気も起きないし本当に愚かで絶対に参考にしてはいけない奴)
という感じなんですよね。これで合ってるのかは知りませんけど。というか、私がどっちなのかそれともどっちでもないのかについては言及しませんが。
ちなみに”nonsense”という単語の類語には、「知性的でない」「価値がない」「意味がない」という三種が出てきました。ふーん。類語があるのか。
それはともかく。
英語にはいくつか否定の接頭・接尾語がありますね。一番メジャーなのは”un”です。アンセンスってなんじゃらですが、自分が考えたのは「nonsense:ナンセンス」「non-sense;ノンセンス(綴りが同じなので)」「senseless;センスレス」です。まあ、ほぼ語感だけですけどね。
いわゆるナンセンスな人って、「言動に価値がない(あるいは害悪な)人」「センスが足りない人(解説になっていないですが)」「感覚自体がない人(身体感覚ではなく思考感覚の方)」の三種類いると思うんですよ。具体的にどれにどれを充てていたのかについては、だいぶ前に考えたのでちょっと忘れました。たぶん順番通りだったんじゃないかと思います。
かなり以前から「この人ナンセンスだな」と不意に思うことが割とあって(実際大して考えずに発言してることなんかざらにあるので知性が足りていない発言なんて無数にあるんでしょうけど)、そういうときに単純に「ナンセンス」という言葉で表していいものかとふと疑問がよぎったんですよね。というか、自分の中でナンセンスという言葉がナンセンスという意味でしか置き換えられなくて、なんか違和感があったのもあるんですよ。それ以上に、『やがて魔劔のアリスベル』というラノベのキャラクターの一人である京菱キリコの口癖が「ナンセンス」だったので、読んでいるうちに自分の中で「ナンセンス」という言葉の解釈が崩壊していったというのもあるかもしれませんが。
まあ、こうして書いていて自分の中で帰結してきた「ナンセンス」の意味は、「価値がない」なのかなと思います。でもなんて言うか、この世に価値のあることなんてないし、意味のないこともない(これもいつか書くことがあるでしょうけど)ので「ナンセンス」はなんか感覚的に使う場所がないかなあと思います。英語に喧嘩売ってるみたいになってますけど。
というわけでノンセンスな人とセンスレスな人はよく見ます。私はどれでしょう。
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