2020年5月4日月曜日
ものの考え方をどう組み立てるべきか
ナイトライド動画で「幻惑してしまう」か「気付かれない」かどっちがマシなのかと考えていたのでついでに。
自分のものの考え方は、基本的に性悪説や懐疑主義がベースになっていると思います。まあ、性悪説ベースというか、誰でも功利主義的な側面や思考はあるはずで、行きすぎているにせよ行きすぎていないにせよ、何かしら「得をしよう」という気のない人はいないはずです。
わかりやすい例えかどうかはわかりませんが、「片側二車線の高速道路でみんなが法規速度+車間距離を開けて左車線を走っている(≒ベルトコンベアー状態)」状態であった時に、追い越し車線を300km/h(やや過剰表現気味ですが)で走り抜けていけば、その人は非常に(大体3倍程度ですかね)得をしているわけです。もちろん、事故のリスクを考えなければですが。
当然、倫理的にも法律的にも反するわけで、即免取(タイムラグはありますが)・罰金あるいは拘留服役で近~遠未来的に真っ当な人より損をするのが正しい社会のあり方、のハズです。ハズです、というのはその辺を持つのが司法機関なわけですが、マンパワーとか諸々の問題があるらしくて平等に(?)はなっていないわけですね。
最近自転車に乗っていて、「ひょっとすると車は敵では無いのかな」(正確に言うと、「ほとんどのドライバーはそれほど自転車に対して敵愾心を持ってはいないのかな」)と思い始めました。ここ十年ほどで割と寛容さが無くなってきたと感じていて、だからこそいきなり寛容さが増すことはないとは思うので、直近の体験に基づく思考なのかもしれません。あるいは、あまりにも酷いドライバーだけに目が行っていて他がまだマシに見えているか、ですかね。
ただ、酷いのは本当に酷い(自分自身はこれまでにわざわざ速度を合わせて幅寄せをしてくるような実質犯罪者であるドライバーにはまだ出会ったことが無いですが)ので、多数の言ってしまえば「普通のドライバー」に合わせて動けばいいのか、一定数いる「カスドライバー」を見越して常に行動すべきなのかという問題では、自分の場合後者になってしまいますね。
自転車が車道を走る際にぶつかる問題のいくつかはバイクにも適用されると思うので、割とこの辺をどう考えるかはライダーにも共通するんじゃないかなと思います。
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