2020年4月25日土曜日

YouTube動画投稿で現状できることとやるべきでないこととか その2


 どこかの動画で、「交通違反系の動画を晒し上げのようにするのは止めませんか」という話がありましたが。
 現状、ドライブレコーダーの動画を警察が活用することはほぼ無いと思います(絶対無い、とは言いませんが)。ドライブレコーダーや他カメラ機器で撮影した動画を元に警察が動いてくれるのであれば、恐らく警察の方で積極的に蒐集しているかと思います。「岡山県あおり110番鬼退治ボックス」がそれだとは思いますが、例によって続報一切ありません。Twitterでタグ検索するとわりと投稿もあったりするようですが(量的には批判意見の方が多いみたいですけどね)、どうなってるんですかね。
 じゃあどうすればいいかっていうと、動画投稿サイトやSNSに貼り付けるのが一番なんじゃないかなと思うというか。「危険運転された!」と感じた人の何割かは危険運転でやり返している傾向があるような気がするので。もちろん、速度を落としたりしてスルーしようとしても粘着されているような動画も割とありますけどね。でまあ、危険運転でやり返すくらいなら、「お、アホがおる! あとでYouTubeで晒したろ!」でその場は無視した方がだいぶ健全な気がするんですよ。少なくとも、危険運転はせずに終わるわけですし。後で冷静になって「晒し上げやめとこかな」みたいな感じになる可能性もあります(もちろん、逆に瞬間沸騰する可能性はありますけど)し。悪質(現状ではあくまで主観でしかないと思いますが)なドライバーを追いかけ回して個人特定するのは、前のエントリで書いたように不可能ではないと思いますが、それこそ無用・過剰なトラブルの元でしょうし。
 本当は、その場で110番して警察が駆けつけてくれるのが一番なんですけどね。現場(加害者の現在位置と現場の位置の乖離や現場自体が移動し続けていたりとかいろいろありますが)への到達時間もありますし、暴行等の要件がないと直接的介入をしてくれない(のだろう、としか言えませんが。むしろ、恐喝や暴行の要件を満たした場合その場で私人逮捕が可能だと思います)とか、色々期待できないというか、実効性があるか疑問というか。
 私の基本スタンスは、「真っ当に生きている人(自分がそれだとは言いません)が過剰に損をするのは絶対ダメ」というものです。まあ、清廉潔白な人というのは両手で数えられるほどいるのか知りません(無くて七癖的なものがあるでしょうし)けど、法律を守って文句を言われる(道交法に従って動いてみると顕著ですね)というのはどう考えてもおかしいんじゃないかと思います。
※一応説明しておくと、『過剰』というのは法律を守っていればそこそこ損をする(ガソリン車の場合スピードを抑えて走れば燃費が下がるので経済的には損とか)はずなので、そこまで無視してしまうと道理が構築できないという意味です。

 今後も絶対にないとは思いますけど、YouTubeが「違法行為」のカテゴリを作ってくれたりとかするとなんか変わらないかなとか考えたりはしています(そもそも、YouTubeの動画カテゴリって少なくないですかね)。なんかS○○○H○○○とかW○○○M○とか、一過性に近いタグがバーッと湧いては消えるみたいなことがあるので、できたとしても一瞬の流行なのかもしれませんけどね。
 あとは、岡山県警のように違反動画を広く蒐集するのではなくて、特定の優良ドライバーさんを指定するか、交通系YouTuberさん(これも自分を想定してはいません。もしも頼まれることがあれば協力するとは思いますが)に協力を要請して違反行為が撮影されたら提供してもらうとか、ある程度厳選することはできるんじゃないかなと思いますけどね。なんかこう、できることはいくらでもあるのに「ムリ」で終わってることが割と多いように見えます。自転車免許とか、実効性はほぼ皆無だろうものをやれやれなんでやらない今すぐやれ言うのは大好きなように見えるんですけどね。

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