検索して出てくるのを見ると3週間前か。
こういう回答については「いつまで問題の本質を無視し続けるんだろうか」、ということに対して本当に呆れしかないです。個人的な話として日本人的な(?)「どちらでもない」という回答に対して嫌悪感を覚えたりもするわけですが、同じようなジャンルかな。答えになってない。海外からもリプライが来る時点で日本に限った問題じゃないのか。
まあ、「回答不能」の意図として自分も「どちらでもない」を使うことはありますが……でも五段階回答もありますよね。「どちらかといえばそう/そうでもない」とか。なんだその答え。
「算数的に1+1は2ですか?」→はい/どちらかといえばはい/どちらでもない/どちらかといえばいいえ/いいえ
冒頭の“数年前”よりWikipediaのトロッコ問題のページが充実していて(たしかその時はこうじゃなかったと思うが……)、トロッコ問題における回答が示す意図はほぼ完璧に記述されているのでそこはそっちを見た方が早いし確かだと思います。というかこれを見れば、第2状況でどうにもできないのはわかるでしょうね。普通なら。どうせ「何か同質量のものを持ってくる」とか言い出すような気もしますが。
というわけで、回答とは別に解答が出てくるならば、別のアプローチもしなくてはならないのではないですかね。出題がもっと凶悪になるとか。
例として、トロッコには爆発物が積まれているとか、中央にも路線があるがその路線はUターンしてきて5人と1人の足元を通る路線につながっているとか。つまり、第三選択をすると全員死ぬという前提を置く。前者なら回答者も死ぬ。
そもそも回答外解答をしたところで同様・類様のテストなら「回答放棄」と見做されて失格にすらなることもあるでしょうから、回答者も(もしくは回答者が)死ぬというのは必然的な結果なのでは(そうか?)。
この辺りは問題が古典的ゆえに変更が利かないというのがネックではありそうですけども。
で、「なんでこんな発想が出てきたのかな?」と思ったんですが、迂回路線はともかく『ワイルド・ワイルド・ウエスト』にニトロを満載した荷馬車が出ていた(冒頭。どうなってどうなったかはご自分で確認どうぞ)のと、何かのドラマで路面電車に積まれた核爆弾を止めるエピソードがあった(『Hawaii Five-0(リブート版)』だと思ったけど検索しても出てこなかった。キーワードを生物兵器にしても出てこない)と『スターフォックス64』からか。
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