2020年9月1日火曜日

現状のYouTubeはヘイトクライムを無くせないと思う

 ビューが多ければ炎上しそうなタイトルですが。
 最近YouTubeでクリエイター向けのかなりガッツリしたアンケートが表示されたため、結構こちらもしっかり答えたので動向を探っていたのですが、どうにも目下の解決したい問題はそれのようで。というか、答えたのが大体8月頭くらいで、アンケートの最後には一ヶ月後には完全に消去しますと書かれていたような……?
 まあ、そういうアレコレはともかくとして。

 チャンネルを開設している方の多くはご存じでしょうが、現状のYouTubeのクリエイター側からの仕様としては、

・コメント欄→オフにできる
・評価→視聴者に対して非公開にできる

となっています。
 というか、評価については非公開にできるだけでチャンネル主はガッツリ見せつけられますし、誰が高・低評価を付けたのか基本的にわかりません(動画にコメントして高評価された際、投稿者さんや他の方からレスポンス等があればその方がしてくれたんだろうということが予測できるのみ)。そもそも、大部分のユーザーは動画の評価をするかコメントを書くくらいだと思うのですが、コメントに対する低評価≒社会的否定値(≠正しい、とだけは言っておきたいですが)はまったく表示されません。あまりにも低評価が貯まると自動的に削除はされるらしいですが。
 で。悪質な視聴者がいる場合、基本的にチャンネル主は矢印の先の設定をすると思うのですが、これ、YouTubeの意図はどうあれ、ある意味で”言論封殺を推奨している(チャンネル主が一方的にコメントの可否を判断できるのでそもそもそういう面はあると言えますが)”のと、”匿名の悪意は許容している(というか、匿名の悪意を投げつけるしかない方向に誘導している)”という変な状況になっていると思うんですよね。
 そもそも、コメントも評価も登録しなければできないようなので、YouTube側としてはユーザーがどう動いているかというのは完全に把握しているハズなんですよね。そういうの諸々合わせて色々やってんのに、全く改善する気配が無いのはなんなのか。まあ、検索履歴なんかも合わせて危険人物を割り出せるだろうとは言え、それを根拠に司法機関が動くというのは相当危険性がなければムリだとは思いますが。

 ネットに総じて言えることですが、ある程度匿名性を剥奪しなければ諸問題は解決しないのではないかと思います。もちろん、全員が個人情報を全部晒せというわけではありません。その人の傾向や足跡程度はわかるようにするべきだと思うのです。少なくとも、他者をけなしたりおとしめることに人生のいくらかを割いている人やそれこそ人生を捧げている人は確実に存在するのですから。
 まあ、この辺はヨドバシコミュニティも同じ傾向はあるような気はしますけど。
 ……もしも私がそう見えるのであれば、それは私の表現方法が悪いんだろうなあと言わざるをえないですかね。

 というか、悪質コメント者が炎上させているであろう動画をいくつかピックアップして、予測通りそうなっている動画の数人の悪質コメント者をブロックしまくってみていたのですが、たとえば「自転車は邪魔」という発言を9年前にしている人はそこから6年経っても全く同じコメントをしていました。”ブロック”しようとしたら”ブロックを解除する”になった人多数。人間ってやっぱりそうそう変わらないんだなあと。
 加えて、そういうコメントや殺害をほのめかすようなコメントに高評価している人もいるわけで、そういう高評価者が果たして真っ当なのかというのもありますし。

 ともかく、問題があると感じるなら顔を隠して親指を下げてないでコメントで指摘すべきだと思うんですけどね。なにか変えたいと思うのなら。

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