2020年9月4日金曜日

”ロジハラ”という言葉は使わない方がいいし使うことすらできない

 最近発生した概念なのかな、ロジハラ。
 Googleで検索すると2018年5月のタイムタグの結果が出てくるので、その頃からなのでしょうか。

 この言葉を聞いた瞬間から意味不明だったのですが、よくよく考えてみると表題になることに気付きました。理由としては、

1.ロジハラと言及する時点で「論理的反駁ができない」と言ってるのと同じなので私頭悪いですって言ってるのと同じなのでやめておいた方がいい。

2.さらに、論理を終了させて人格攻撃になっているのでアウト。どうにも、ハラスメントのそれなりの数がこれに該当するような気もするけど……

3.そもそも、相手をロジハラと認定した時点で言った方も”相手はロジカルハラスメントを犯している”という”ロジック”に当てはめているはずなので、言った方もロジハラになるという壮大な矛盾をはらんでいる。

 とまあ、こんな感じですかね。
 ブーメラン発言というのはよくあるわけですが、言葉自体がそれ単体で矛盾しているというのはそれほど無いはずなのでおもしろいなとは思います。



 さて。この記事に対して怒りを覚えたとして、その理由は何でしょうかね?
 その感情もまたロジックのはずですが。

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