2022年2月5日土曜日

シティサイクル魔改造シーズン3






 シーズン1はこいつをTTバイク風にしたやつ、シーズン2は52x11-34tにしたやつですね。どちらもYouTubeチャンネルから全動画削除したのでデータは手元にしかないですけど。

 飯倉さんがママチャリロードを組まれていたのと、実は去年の保険義務化の衝撃でこいつを完全にフレーム状態にばらしてたのをほっぽってあったのでできるかなと。改めて乗れることになったので魔改造2号を通常仕様に戻して乗ってたら死ぬほど疲れたとか、ミストラルをトレーナーに改造しようといじってたらリムブレーキの面倒さに辟易したのとか色々思うことがあったので(しかもトレーナーの方はまだ完成していない)。
 後追い多すぎてホントパクリ野郎気味ですが、前後ディスクのシティサイクルはたぶん無い(シティクロスならこの仕様は作れるだろうし前後ローラーはあるけど)と思うので大丈夫か?

 本題。
 パーツはほぼ手持ちを使用。
 将来的に使おうとストックしていた左フリクション右8速のグリップシフター(左右別型番)を流用。
 ハンドルは一時ミストラルに使っていたもの。左右両端はどうするか決めかねているので現状このまま。小径折り畳みほど中央に寄せられていないのも気になりますし。
 バーエンドはふと思ってショートのエルゴグリップを逆に突っ込んだらいい感じだったのでそれで。
 グリップは最近のトレンドでセリアのドアノブ用巻きクッションを適当な長さに切り出し。オーバーグリップをどうするか考えて、布とかグリップテープとか検討したんですけどめんどくさかったので自己融着テープ直ぐるぐる巻きで。どうせスナップのようにグローブとか手袋しますから。
 ステムはシュレッドレスコンバーター+カロイの既存品(何かの際にストックしてあって小径折り畳みにも当初セットしていたもの。この後TT時にセットしていた120㎜に再交換)。
 ディスク周りは小径折り畳みで当初使用していたBL-T4000と機械式キャリパ一(MTB用)を流用。
 ディスクローターとアダプターは小径折り畳みのデフォルトのホイールについていたものを使ってます。
 台座は偽フルサスロードに当初使おうとして購入していたこういうのを前後共に使用。正直、フォークがV字に近くなってるのでクリアランスが微妙とかボルト止めの順番を変えなきゃいけないとかいろいろありますが割愛。リアもシートステーとチェーンステーの間に入れば諸々収まりがいいんですが無理。
 脱ハブダイナモやった時のフロントホイールがあるのでリアも手組しようかと思ったんですけど、時勢的にパーツがないし高いのでホイール前後セットを購入。ホイールのインプレッションも割愛。
 タイヤは手持ちのマキシス デトネイターフォルダブル 700x32c。これもサイドを見ると限界近いのかな……バーストするようなことはまだないと思いますけど。
 クランクはメーカー不明のツーピース。偽フルサスロードに突っ込んだら50tがチェーンステーに接触してダメでシーズン2号に突っ込んでいたやつです(これをミストラルに入れてみたら39tが接触したりしてなんだかなあでした。両者ともにフレーム側の問題なんでしょうけど)。ギアはデフォで付いていた53-39に差し戻し。スペーサーは無しでOKでした。ペダルは余っていたMKS G6000。
 スプロケットはこれまたメーカー不詳の8sの11-25t。前後併せて完全にロードのギア構成です。
 ディレイラーはTT時から変更なし。シマノの最廉価品。FDは変速できないかと思ったんですけど、現行のMTB用トリプルが46‐32‐22とかでアウターミドル歯数差14あるので大丈夫だなと。トータルキャパシティは知らん。
 本体構成はこの辺ですかね。

 基本的に付属物である泥除けやキャリアはハブ軸に固定できなくなるのでいろいろ試行錯誤して様子見。フロントキャリアは脱落防止用ワッシャーの爪を突っ込む穴に先端を固定。フロントの泥除けはフロントキャリアのステーに、リアの泥除けはM6穴の開いた金具(M6の長穴の先端がM8になってるのがあったけど今思えばそっちの方がよかったかもしれない)で延長してシートステーへ、リヤキャリアのハブ軸部はチェーンステーへ。ダボ穴はサドルバンドで作成。かなり怪しいですけど、日東のパーツも同じようなもの(ステンレスの質が違ったりする可能性は高いですが)なので、馬鹿が二人乗りしたりしない限りは大丈夫でしょう(フラグか?)。前かごはイメージ通りのものがなかったのでワイヤーネットで自作予定。取付金具は購入済み。
 当然取り付けできないしホイール脱着の妨げになるスタンドはマスロードのダブルレッグセンタースタンド(数年前にイオンバイクセレクト扱いでワゴンにぶち込まれていたやつ。もっとストックしておけばよかった……)。この商品の宿命的に左クランクがぶち当たりますけど、スクエアテーパーなら当たらなかったんじゃないかって感じの位置ですね。
 ライトは街乗り仕様ならハブダイナモ一択なんですが、どう考えても無理なのでTS13の塩ビパイプキャップに6㎜穴を開けてダイナモステーにライトマウントを作成、手持ちのライトホルダーとハンディライトで解決。おそらく法的に光量も問題ないはず。当面は日没後に使う予定もないですが。

 走った感じは、このタイヤを偽フルサスロードに突っ込んできたときと同程度の疲労感かややマシな感じでした。タイヤの影響なら細くすればまた変わるかも。29erのホイールなので限度はありますが。
 他、前後エンドを強引に広げた影響が抜けていないのでやや安定性に問題がありますが、しばらくこのまま置いておいてエンドの変形が落ち着いたら改めて修正する予定です。100/135に広がりきりはしないでしょうけどね。
 ディスクブレーキは挙動や制動に致命的な問題はないです。マウントは当然ヤワいためブレーキをかけるとキャリパーが外側に動くような挙動をするので、それを加味してキャリパーを調整しないとダメですが。インターナショナルスタンダード全般の問題なのかもしれないですけどね。
 で。肝心の部分については慣れとか癖で後ろから跨ごうとしてしまいますけど、スタッガードフレームの恩恵大で普通にサドル前から乗れます。それならそれでちょっと鍵の位置を考えないといかんですが。
 フレーム剛性も問題なさそうだし、適当に選んだ割にアタリのものを買ってたってことなんでしょうかね。FDも付けられますし(シーズン2のは形状的に無理そうでした)。
 ただ、こいつをドロップにしようとするとFDは困りそうです。A070だと位置が合わなかったので。上下動できる直付けアダプター使ってどうなるかもわからないのでドロップ化は様子見。そうなるとディスクキャリパーも変えなきゃならんですけど(使うだけならそのままで行けはしますけども)。ハンドル幅が広いので正直ドロップ化したいところではありますけど。
 まあ、書いた通り問題がないわけではないっていうか、いろいろありますが。自分で使ってる分にはわかってるのでどうでもいいです。というわけで、泥除けとキャリアの状況を見ながらしばらく運用してみます。


 さて。
 こういうことするとっていうか正道外のことをするだけでなんか言う人がいそうなんですけど。別にこれでロードレースに出るわけでもなし。シェイクダウン終わってないのにぶっ飛ばす気もないし(そもそも飛ばす気はないけど)。なんだかなあって感じですね。性善説と性悪説の適用が反対になってないかっていうのは社会自体に対して思いますが(何の話だこれ)。
 ていうか、もし普通の人がこれ乗ったら少なくともズボンの裾はズタズタになるでしょうからそういうのは見たいです(自分もテスト走行で靴紐咬ませました)。

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